最近では、スーパーやコンビニなどの街のお買い物でよく目にするキャッシュレス決済。
キャッシュレス決済は現金で支払うよりも、支払いが早く済む点やポイント還元でお得に利用できるため、利便性の高い決済方法となります。
とはいえ、キャッシュレス決済と一言にいっても、種類が豊富で何を選ぶべきかわからない人もいるはずです。
そこで、本記事では、キャッシュレス決済の種類とおすすめのサービスや選び方まで詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- キャッシュレス決済は主に2種類に分類される
- おすすめのスマホアプリ決済10選
- スマホアプリにクレジットカードを紐付けるとさらにお得に利用できる
- おすすめの電子マネー3選
- キャッシュレス決済は災害時には利用できない
- キャッシュレス決済を選ぶ際には利用頻度を重視
キャッシュレス決済の種類や内容だけでなく、効率的な使い方や見落としがちな点について知り、自身に合ったキャッシュレス決済選びを行いましょう。
キャッシュレス決済はスマートフォン決済とカード決済の2種類
キャッシュレス決済は、決済方法によって主に以下の2種類に分類されます。
スマートフォン決済 | スマートフォン決済 QR決済 バーコード決済 電子マネー |
---|---|
カード決済 | プリペイドカード デビットカード クレジットカード 電子マネー |
クレジットカード
クレジットカードは、様々な支払い場面で利用が可能で、最も普及している決済手段です。
2022年時点では、キャッシュレス決済比率36.0%のうち、30.4%を占めています。
ショッピングだけでなく、電気やガスなどの公共料金の支払いや家賃の支払いなどにも利用できます。
利用額に応じたポイント加算システムや、クレジットカードの所持により、レストランやホテルなども優待プランなどの豊富なサービスが付帯しているのが特徴です。
さらに、クレジットカードの発行によって、電子マネーやスマートフォン決済を紐付けて有効利用できます。
ただし、クレジットカード発行の際には審査を通過する必要があるため、与信が重要です。
参照元:2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました (METI/経済産業省)
デビットカード
商品やサービスの購入時の使用で、代金が銀行の口座から引き落とされる、即時払い式の決済手段です。
クレジットカードのような与信審査がなく、高校生でも年会費無料で持てるなど、気軽に利用できます。
電子マネー
電子マネーとは、カードやスマートフォンに事前にチャージした金額内などで、商品やサービスの購入を行う決済手段のことをいいます。
現金をデータ化したうえで、決済が行われるイメージです。
電子マネーであれば、クレジットカードのような暗証番号を入力するなどの手間は不要で、専用機器にスマートフォンやICカードをかざすだけで支払いが完了します。
電子マネーは以下のような種類に分類されます。
種類 | 特徴 | 決済サービス |
---|---|---|
交通系 | 交通会社が発行 日常使いに適している | Suica,PASMOなど |
流通系 | 流通系会社が発行 買い物利用でポイントが貯まる | WAON,nanaco,楽天Edyなど |
クレジットカード系 | クレジットカードやデビットカードなどで決済ポイントが貯まる | iD,QUICPayなど |
交通系電子マネー
元々は、電車やバスの乗車券や定期券として使用する目的で誕生しました。
ただ、コンビニや自動販売機などでも利用できるため、日常使いにも適した電子マネーです。
電子マネーとして利用するだけであれば場所は選びませんが、乗車券として利用する場合には、複数のエリアにわたっての乗車が認められていない場合もあります。
そのため、その際には有人改札などで精算処理が必要です。
流通系電子マネー
流通系の会社がコンビニやスーパー、通販利用を前提に発行した電子マネーです。
発行元の関連店舗で利用すると、ポイント優遇や特典サービスが受けられます。
スマートフォン決済
スマートフォンにクレジットカードや電子マネー、銀行口座などを登録して支払いを行う決済手段です。
専用アプリにクレジットカードや電子マネーを登録して、QRコードやバーコードをレジの専用機器にかざすだけで支払いが完了します。
スマートフォンを肌身離さず持ち歩くという人には、支払いの際に財布を取り出す必要がないため、便利な支払い方法です。
上記のように、キャッシュレス決済にも様々な手段がありますが、本記事ではキャッシュレス決済の利用比率が高い以下の3種類に絞って解説していきます。
- スマートフォン決済
- クレジットカード
- 電子マネー
コードや電子マネー決済とクレジットカードの組み合わせで、ポイント還元や優遇などの面で受けられる恩恵が異なるため、より詳しく見ていきましょう。
2023年スマホアプリ決済おすすめ10選 相性の良いクレジットカードも紹介
キャッシュレス決済アプリを利用する際には、サービスの内容や特徴を踏まえたうえで、支払い方法に用いるカードとの組み合わせを考慮するとよりお得に利用できます。
以下では、おすすめのスマホアプリ決済と、相性の良いクレジットカードを組み合わせて紹介していきます。
普段からよく利用する店舗や、手持ちのクレジットカードなどを確認しながら検討しましょう。
PayPay | 楽天ペイ | nanacoモバイル | FamiPay | d払い | |
---|---|---|---|---|---|
相性のいいクレジットカード | PayPayカード | 楽天カード | セブンカード・プラス | ファミマTカード | dカード |
ポイント還元率 | 0.5〜2.0% | 1.5% | 0.5%〜1.0% | 0.5% | 0.5% |
利用できる店舗数 | 374万ヶ所 | 500万ヶ所 | 100万ヶ所以上 | 10万ヶ所以上 | 479万ヶ所 |
送金 | ◯ | ◯ | × | × | ◯ |
出金 | ◯ | ◯ | × | × | ◯ |
請求書払い | ◯ | × | △ | ◯ | ◯ |
au PAY | LINE Pay | モバイルSuica | Amazon Pay | AEON Pay | |
---|---|---|---|---|---|
相性のいいクレジットカード | au PAYクレジットカード | 三井住友カード(NL) Visa LINE Payクレジットカード | ビュー・スイカカード | JCB CARD W | イオンカード (WAON一体型) |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5〜2.0% | 0.5~1.0% | 0.5%〜1.0% |
利用できる店舗数 | 565万ヶ所 | 309万ヶ所 | 112万ヶ所 | なし | 非公表 |
送金 | ◯ | ◯ | × | × | × |
出金 | ◯ | ◯ | × | × | × |
請求書払い | ◯ | ◯ | × | × | × |
PayPayはオリコン満足度総合No.1
PayPayは、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁事業として開始されたキャッシュレス決済アプリです。
2022年度の決済取扱高が10兆円を突破するなど、前年比約2倍の成長を今も遂げています。
利用者数においても、5,800万人に到達し、スマホユーザーの約1.6人に1人がPayPayを利用している状況です。
PayPayステップの利用でポイント付与率が上がる
PayPayステップとは、PayPayアプリやPayPayカードの毎月の利用状況に応じて、お買い物のたびにもらえるポイントの付与率が上がるお得なプログラムのことをいいます。
以下の段階を踏んで、付与率が上がります。
- 基本付与分のポイント…PayPay残高からの支払いで0.5%
クレジット利用設定済みのPayPayカード、PayPayカード ゴールドの利用でプラス0.5% - 条件達成で多くのポイントをもらう…前月にPayPayカード、PayPayカード ゴールドの利用を30回かつ、10万円以上の支払いで条件達成となりプラス0.5%
- PayPayカード ゴールドでさらにポイントをもらう…PayPayカード ゴールドをクレジット利用設定すると、ポイント付与率プラス0.5%
現在の付与率の確認や条件の達成状況などは、PayPayアプリのPayPayステップより確認できます。
参照元:PayPay、連結決済取扱高が過去最高の10兆円超え! | PayPay株式会社
さらにお得にポイントが貯まるPayPayカード
PayPayカードは、利用に応じてPayPayポイントが貯まる、PayPayとの相性がいいクレジットカードです。
PayPayアプリでクレジット払いを利用すると、基本付与分が0.5%から1.0%となります。
ポイント還元率が高い
ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーであれば、スマホ通信量や光熱費をカード支払いにすると獲得できるポイントは最大3〜10%です。
さらに、Yahoo!ショッピングで買い物をすると、通常ポイントに加えストアポイントやYahoo!プレミアム特典の加算により最大7%付与されます。
様々なカードの使い道があり、多くのポイントを貯められるため、効率良くポイントを貯めたい人にはぴったりのカードです。
参照元:PayPayポイントがどんどんたまるクレジットカード – PayPayカード
楽天ペイは使い続けたいQRコード決済No.1
楽天ペイは、楽天市場などで有名な楽天グループの楽天ペイメント株式会社が提供するキャッシュレス決済アプリです。
楽天ペイは、楽天カードを紐付けて利用すると還元率が上がります。
さらに、楽天カードから楽天ペイへのチャージによって、楽天ポイントの二重取りが可能です。
楽天カードからのチャージ分が0.5%、楽天ペイを利用する際のポイント付与率が1.0%となり、合計1.5%のポイントが貯められます。
支払い方法は4種類
楽天ペイの支払い方法には、以下の4種類があります。
- 楽天キャッシュ払い
- クレジットカードとの紐付けによるカード払い
- ポイント払い
- 楽天銀行口座払い
いずれの方法でも、還元率は1.0%です。
楽天カード以外のクレジットカードにもチャージは可能ですが、入金や楽天ペイの支払いポイント還元率が上がる楽天カードの利用が効率的でしょう。
参照元:楽天ペイ – 街もネットも簡単お支払い!期間限定ポイント使える!
楽天カードは楽天経済圏で必需品
楽天カードは、楽天キャッシュのチャージで利用すると、最大1.5%が還元される年会費永年無料のカードです。
キャンペーンを利用してポイントを貯める
楽天カードは、キャンペーンが豊富であるため、ポイントを貯める機会が非常に多く準備してあります。
内容 | 取得ポイント |
---|---|
新規入会に伴う利用 | 5,000ポイント |
楽天カードを人に紹介する | 1,000ポイント |
楽天カードを人から紹介される | 6,000ポイント |
上記のように、多くのポイントを取得できるため、お買い物時にもお得です。
楽天ペイとの併用でさらに還元率が上がる
さらに、楽天ペイのコードやQR支払いで、以下のように最大1.5%還元です。
チャージ残高で支払い | 1.0%還元 |
---|---|
楽天カードから楽天キャッシュにチャージ | 0.5%還元 |
楽天カードからチャージした楽天キャッシュで支払うという条件も非常に端的であるため、無理なくポイントを貯め続けられます。
ポイント還元も翌日に反映されるため、早速翌日から利用できるのも利用者にとってはありがたい点です。
nanacoモバイルはセブンマイルも同時に貯められる
nanacoモバイルは、セブン&アイグループの決済サービス事業会社セブン・カードサービスが提供するキャッシュレス決済アプリです。
通常は、200円で1ポイント貯まるため、還元率は0.5%となります。
ただし、以下の店舗で対象商品を購入した際には、ボーナスポイントとして1ポイントが加わるお得なキャンペーンが実施されています。
- セブン‐イレブン
- イトーヨーカドー
- ヨークマート
- ヨークフーズ
- ヨークベニマル
- ヨークプライス
そのため、セブン&アイホールディングス系列のお店をよく利用する人は持っていて損はないでしょう。
アプリの起動は不要
基本的に、アプリを利用して支払いを行う際には、アプリを起動してQRコードやバーコードを専用機器に提示する必要があります。
しかし、nanacoモバイルは、アプリの起動は不要でかざすだけで良いのです。
電源が入ってなくても利用できるため、電波が悪い場所でも電源が入っていない状態でも、問題なく支払えます。
セブン‐イレブン利用の際にはセブンマイルも貯められる
セブンイレブンをよく利用する人には便利なセブンイレブンアプリですが、このアプリにnanacoを登録すると、セブンマイルも貯められます。
nanacoで支払う際には、還元率1.0%となり、効率的にポイントを貯められるのです。
nanaco支払いできないものがある
セブンイレブンで公共料金やネット通販の支払いを行う際には、nanacoで支払いができるものとできないものがあります。
そのため、事前にnanacoサイトのチャットボットで確認するか、実際に店舗のレジで確認するかのいずれかの対応が必要です。
その他にも、nanacoで支払いができないものがあるため、一部を紹介します。
- ふるさと納税を含む寄付
- 募金
- 生命保険料
- クレジットカード利用代金
- ローンや融資などの貸付金の返済
nanacoを利用する際には、nanacoが利用できるか確認してから店舗へ足を運ぶようにしましょう。
参照元:nanacoモバイル for Android|電子マネー nanaco 【公式サイト】
セブンカード・プラスはnanacoモバイルのオートチャージがおすすめ
セブンカード・プラスは、nanacoモバイルのオートチャージに対応している年会費永年無料のカードです。
ポイント還元率は、0.5%となっています。
イトーヨーカドーのハッピーデーを利用してお得にお買い物
イトーヨーカドーでは以下の日付はハッピーデーとされ、食料品や衣料品、住まいの品がほとんど全品5%引きで利用できます。
- 8日
- 18日
- 28日
そのため、大きなお買い物などは、上記の日付を狙って行うのが得策です。
そのほかにも、セブンイレブンやデニーズなどの対象店で利用すると、200円でナナコポイントが2ポイント貯められます。
セブン&アイ・ホールディングスの店舗をよく利用するという人であれば、ぜひ持っておいてほしいカードです。
参照元:カードをつくる|セブンカード
ファミペイは新規会員登録で無料クーポンもらえる
ファミペイは、株式会社ファミマデジタルワンが提供するスマホ決済サービスです。
毎日のお買い物の際に、ポイントやボーナスが貯められるうえに、お得なクーポンや特典を利用できます。
請求書払いでボーナスが貯められる
ファミペイを利用して、公共料金や各種料金の支払いを行うと、ファミペイボーナス10円相当が進呈されます。
アプリでバーコードなどを読み込みその場で支払いができるため、店舗へ足を運ぶ必要がなく、時間や場所に縛られずに支払いが可能です。
ファミペイアプリのもらえる無料クーポン
ファミペイのアプリをダウンロードするだけで、ファミリーマートで販売されている商品の無料クーポンが必ずもらえます。
その後も、アプリ限定の割引クーポンなどが定期的に届くため、頻繁にファミリーマートを利用する人は持っておいて損はありません。
全国の様々な場所で利用できるため、賢く利用してポイントを貯めていきましょう。
参照元:トップページ
ファミマTカードを利用してファミリーマートでお買い物を断然お得に
ファミマTカードは、ファミペイに紐づけてチャージすると、チャージ金額の0.5%分のファミペイボーナスが還元されるカードです。
入会費や年会費は、無料で利用できます。
ファミマTカードのクレジット払いを利用すると、ファミリーマートでお買い物200円毎にTポイントが最大2%貯まります。
つまり、以下のようにファミリーマートで600円のお買い物をした際には、4倍もの差が生じるということです。
ショッピングポイント | クレジットポイント | 合計 | |
---|---|---|---|
カード提示現金払い | 3ポイント | なし | 3ポイント |
ファミマTカードでクレジット払い | 3ポイント | 9ポイント | 12ポイント |
さらに、お得にポイントを貯める方法として、ポケットモールを利用したネットショッピングも有効です。
ポケットモールを経由して、楽天市場でお買い物やふるさと納税を行うと、対象のポイントを加算して獲得できます。
上記のように、様々な店舗や多くのサービスにおいてお得にポイントを貯められるため、一枚持っておくと便利なカードです。
d払いはドコモの携帯料金と一緒の支払いが可能
d払いは、株式会社NTTドコモが提供しているキャッシュレス決済アプリです。
とはいえ、ドコモ以外の回線を利用している人でも日々のお買い物やネット通販で利用できます。
d払いでdポイントが貯まる
ドコモ回線以外の人でも、d払いでdポイントを貯められるほか、貯まったdポイントを再度街の店舗やネットショッピングの利用に充てられます。
店舗限定クーポンやサイト限定の還元率アップのキャンペーンを行っている場合があるため、賢くdポイントを貯められるのです。
不正被害の手厚い保証
利用端末を紛失した際や窃盗、ネットワーク暗証番号やdアカウントのパスワードなどの盗取などにより、第三者に不正利用された場合の全額補償制度も用意されています。
ただし補償制度を利用するためには、ドコモや警察への申告や書類の提出などが必要です。
支払い以外にも、様々なサービスの予約注文から支払いまでを行えるモバイルオーダーや、ポイント投資など多くのサービスが提供されています。
そのためドコモユーザー以外でも、ダウンロードしておくと非常に生活が豊かになるアプリです。
dカードを利用してポイントアップを狙う
dカードは、d払いと相性の良い年会費永年無料のカードです。
通常のお買い物時には、還元率1%で利用できます。
さらに、dカード特約店や加盟店で支払う際には、2%以上のさらなるポイントアップや割引があります。
貯まったdポイントは、ローソンやマクドナルドなどのdポイント加盟店で利用できるため、日々のランチやご褒美がポイントで支払えると考えると非常にお得です。
ドコモの端末使用料金の支払いにも充当できるなど、支払い用途も多岐に渡るため、貯まったポイントの使い道には困りません。
参照元:dカードのご紹介 | dカード
au PAYはPontaポイントの二重取りが可能
au PAYは、KDDI株式会社が提供しているキャッシュレス決済アプリです。
au PAYは、利用できる店舗数が565万店と非常に多いため、様々な場所で便利に支払いができます。
Pontaポイントも貯められる
au PAYは、コード支払い時にPontaカードを提示すると、Pontaポイントもダブルで貯められます。
さらに、毎月au PAY決済がお得な日が設けられており、その日にau PAY決済を200円以上利用するとPontaポイントが必ず当たるのです。
対象日に抽選を行うだけで最大3,000ポイントが当たり、当選ポイントはすぐに加算されるため、楽しみながらポイントを貯められます。
auのスマホユーザーでなくても、公共料金などの固定費を貯まったPontaポイントで支払うと固定費の負担を減らせるため、生活費の節約にもなります。
支払いの上限額も1回あたり300,000円、1日あたり500,000円であるため、使い過ぎる心配もありません。
参照元:スマホでお得にお買い物|au PAY(コード支払い)
au PAYカードはau PAY残高チャージで1.5%還元
au PAYカードは、通常利用時のポイント還元率が1.0%である年会費無料のカードです。
新規入会時の利用特典が豪華
au PAYカードは、新規入会と利用特典を合わせると、最大10,000ポイントを獲得できます。
特典内容 | 付与ポイント |
---|---|
au PAYカードからのau PAY残高へのチャージ | 最大5%還元 上限4,000Pontaポイント |
初回チャージ後au PAYカードでショッピング利用 | 最大5%還元 上限4,000Pontaポイント |
公共料金やETCの利用 | 2,000Pontaポイント |
さらに、毎月の携帯電話料金の支払いに利用すると、利用料金の1%が還元されます。
そのほかにも、かっぱ寿司やビッグエコーなどのau PAYポイントアップ店の利用においては、200円毎にPontaポイントが2ポイント増量されます。
参照元:au PAY カード
LINE Payはセキュリティ万全で不正利用防止
LINE Payは、メッセンジャーアプリLINEを運営する株式会社LINEのグループ会社であるLINE Payが提供するキャッシュレス決済アプリです。
すでにLINEを使用している人であれば、利用規約への同意により利用登録が可能となり、専用アプリのダウンロードは必要ありません。
さらにLINE Payでは、ユーザーが店舗のQRコードを読み取る決済方法についてPayPayのQRコードと統一されているため、非常に多くの店舗で利用が可能です。
5つのセキュリティへの取り組みで安全な利用が可能
LINE Payでは、より安全に利用できるように、5つのセキュリティへの取り組みを採用しています。
- 本人確認
- LINE Payパスワード
- 情報の暗号化
- モニタリング体制
- ユーザー補償制度
PCI DSSやISO/IEC 27001に準拠し、安全で信頼性の高いサービスを提供しています。
さらに補償制度に関しては、LINE Payユーザーが第三者による不正利用によって被害を被った場合には、以下のように損害金額の補償を受けられるのです。
- 本人確認未完了のユーザーの補償限度額はチャージ限度額である10万円
- 本人確認済みのユーザーで損害額10万円超の場合には個別に検討
上記のような補償制度があるうえに、24時間365日のモニタリング体制が設けられているため、安全に利用できます。
安全なセキュリティに加えて、様々な場所で割り勘や出金なども可能であるため、非常に利便性の高いアプリです。
参照元:LINE Pay – スマホのおサイフサービスLINE Pay
三井住友カード(NL)は最短30秒でカード発行
三井住友カード(NL)は、申し込みから最短30秒でカード発行が可能な、年会費永年無料のナンバーレスカードです。
カードの裏面に署名欄もないため、不正利用も防げます。
コンビニや飲食店で普段使いにぴったり
通常の利用時には、200円ごとに1ポイント貯まるため、還元率は0.5%です。
さらに、コンビニや飲食店で利用すると、最大7%のポイントが還元されます。
コンビニや飲食店で支払額がそこまで大きくない場合に、現金で支払うなどしてポイント獲得の機会を逃している人にとっては、ポイントが多く貯められる絶好の機会なのです。
資産運用でもポイントが貯まる
最近では、資産運用を行う人も多く、月に数万円単位で投資を行っている人も少なくありません。
その際にも、三井住友カード(NL)の利用によってポイントが貯められるのです。
ポイントの使い道が豊富
貯まったポイントは、1ポイント=1円から以下のような方法で利用できます。
- スマートフォンアプリのVポイントにチャージ
- 支払い金額に充当
- 三井住友銀行の振込手数料に充当
- 景品や他社ポイントに交換
- Vポイント投資でSBI証券の投資信託の買い付けに使用
上記のようにポイントの使い道が豊富にあるため、現金払いよりも圧倒的にカード利用がお得なのです。
特に、振込手数料に関しては、コンビニATMなどでは110〜330円が必要となる場合があります。
仮に、月に一度ATMを利用すると計算した場合には、110〜330×12ヶ月で1,320〜3,960円分がポイントで支払えると考えると非常にお得です。
参照元:年会費永年無料のクレジットカード!ずっとおトク、いつでも安心なナンバーレス(NL)|三井住友VISAカード
Visa LINE PayクレジットカードでLINEポイントをお得に貯める
LINE Payとの連携には、事前チャージ不要の支払いが可能である年会費永年無料のVisa LINE Payクレジットカードがおすすめです。
Visa LINE Payクレジットカードでは、LINEポイントをポイント還元率0.5%で貯められます。
貯まったポイントは1ポイント=1円でLINE Payの残高分や、LINEサービスの利用に充当できます。
特定の店舗の利用時には高還元率で利用できる
Visa LINE Payクレジットカードは、Visa加盟店やiD加盟店で利用の場合には、ポイント還元率が1.0%となります。
そのため、お買い物時にも効率良くポイントを貯めたいという人にぴったりのカードです。
参照元:Visa LINE Payクレジットカード|クレジットカードの三井住友VISAカード
モバイルSuicaは公共交通機関利用者にお得
モバイルSuicaは、JR西日本が提供している電子マネーで、ICカード乗車券の役割も担っている便利なキャッシュレス決済アプリです。
Suicaは公共交通機関で利用するイメージが強いのですが、コンビニやスーパーなどでも決済できます。
通常利用時には、ポイントの還元はありません。
とはいえ、貯まったポイントを利用したモバイルSuicaへのチャージやモバイルSuicaで決済も可能です。
新幹線の乗車が便利
モバイルSuicaの利用で、新幹線や電車の利用が便利になるだけでなく、新幹線eチケットサービスなどの新幹線向けサービスもお得に利用できます。
新幹線eチケットとは、切符を受け取らずに新幹線eチケットに紐付けたモバイルSuicaを自動改札機にタッチするだけで、乗車できるサービスのことです。
さらに、モバイルSuicaアプリの利用で、Suicaグリーン券を事前購入料金と同額で購入できます。
JRE POINT WEBサイトにモバイルSuicaを登録しておくと、電車の利用料金50円ごとにJREポイントが1ポイントもらえるため、出張や旅行などが多い人は持っておいて損はないでしょう。
参照元:JR東日本:モバイルSuica>モバイルSuicaを知りたい
ビュー・スイカカードは通勤通学に便利
ビュー・スイカカードは、JR東日本グループがSuicaの利便性を高めるために発行している交通系のクレジットカードです。
Suicaとの相性が良く、ビュー・スイカカードからチャージするだけで1.5%のポイントが貯まります。
つまり、通学や通勤に利用するために仮に1ヶ月で10,000円のチャージを行った場合には、それだけで年間1,800円相当のポイントが貯まるということです。
乗車券や定期券の購入がお得
ビュー・スイカカードを紐付けて、モバイルSuicaで乗車券を購入すると、効率良くポイントを獲得できます。
定期券やグリーン券の購入の際に、5%のポイントが貯められるため、5万円の定期券を購入した場合には2,500円相当のポイントが還元されるのです。
通勤や通学で、モバイルSuicaを利用するという人は、カードを発行しておいて損はないでしょう。
Amazon Payはネットショッピングに便利
Amazon Payは、大手ショッピングサイトAmazon(アマゾン)を運営しているAmazon.comが提供しているキャッシュレス決済アプリです。
Amazon Payは、Amazonのアカウントに登録されている個人情報や支払い方法を使用してお買い物ができます。
そのため、すでにAmazonを利用している人は、面倒な入力なしですぐに利用できます。
ふるさと納税にも対応
Amazon Payは、ふるさと納税を利用する際の決済手段としても利用が可能です。
そのほか、ふるさと納税の返礼品をもらう意外にも、災害による被災地域の復興支援のために自治体へ寄付する方法もあります。
つまり、ふるさと納税を通じて、被災地域に直接寄付金が届けられるということです。
Amzon Payの利用によって、ATM振込や銀行窓口まで足を運ぶ必要なく、手軽に利用できます。
とはいえ、Amazon Payは実店舗のQRコード決済利用サービスはすでに終了されているため、ECサイトの利用が多い人に適した決済アプリです。
参照元:Amazon Pay | 購入者様向け | アマゾン ペイ
JCB CARD Wはナンバーレスで最短5分でカード番号発行
JCB CARD Wは、18〜39歳入会限定の、年会費永年無料の高還元率カードです。
国内や国外に関わらず、利用時は常にポイント2倍であり、スターバックスやAmazonなどのパートナー店の利用には最大21倍のポイントが獲得できます。
さらにはインターネットショッピング利用時に本人確認を行ったり、24時間365日体制で不審なカード利用がないかチェックされていたりするため、安全に利用できます。
旅行傷害保険が付帯
JCB CARD Wには、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しており、海外に旅行や出張などに行く機会が多い人にはぴったりのカードです。
旅行時に、わざわざ保険の加入を考える必要がなくなるため、海外旅行の準備が楽になります。
参照元:高いポイント還元率、年会費無料のJCB カード W!|クレジットカードのお申し込みなら、JCBカード
AEON Pay
AEON Payとは、イオングループが新しくサービスを開始したキャッシュレス決済アプリです。
iAEONアプリやイオンウォレットをダウンロードしたスマホさえあれば、手軽にスマホ決済ができます。
イオンマークの付いたクレジットカードやデビットカードへの紐付けを前提としており、登録するとチャージ不要で支払いが可能です。
カードへの紐付けで高還元率
イオンカードに紐付けたうえで、イオンやマックスバリュなどのイオン系列の店舗で利用すると、200円ごとに2ポイントが貯まります。
1.0%の高還元率のキャッシュレス決済アプリは限られているため、イオン系列のお店の利用頻度が高い人には、AEON Payが適しています。
ただしAEON Payを利用する際には、イオンカードやイオンデビットカードが必須であるため、まだ発行していない人は申し込みが必要となります。
参照元:AEON Payでスマホ決済! | イオンカード 暮らしのマネーサイト
イオンカードはイオングループ以外の利用でもお得なカード
イオンカードは、最短5分でカードが発行され、申し込んだ日にAEON Payへ紐付けた決済が可能です。
通常の利用時には、ポイント還元率は0.5%で利用できます。
加えて、イオングループの対象店舗の利用の際や毎月10日の利用は、通常ポイントの2倍貯まります。
イオングループの割引キャンペーンや特典が受けられる
毎月20日と30日は、全国のイオンやマックスバリュなどの各店舗でお買い物代金が5%引きです。
さらに、55歳以上の人であれば、毎月15日にイオンのお買い物が5%引きとなります。
いつでも映画料金300円引き
イオンカードを利用すると、毎回300円引きでイオンシネマの映画チケットの購入が可能です。
同伴者についても、1名までは割引対象となります。
そのため、イオングループの利用頻度が高い人には、様々なサービスが楽しめるぴったりのカードです。
参照元:クレジットカードはイオンカード 暮らしのマネーサイト
2023年おすすめ電子マネー決済3選
電子マネーは、暗証番号やサインを入力する必要がなく、専用端末機にカードやスマートフォンをかざすだけの非常に便利な決済方法です。
そのため、電子マネーを利用したいと思っても、種類が豊富で選び方に迷う人も多いでしょう。
そこで、以下の3種類を紹介するため、電子マネーの種類に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
QUICPayは利用範囲も広く利便性が高い
QUICPayは、JCBが提供する電子マネーです。
すでに2,300万人以上が、全国205万ヶ所以上という多くの店舗で利用できるうえに、今もなおエリアは順次拡大されています。
QUICPayは、利用と同時に、登録したカードから支払いが行われる仕組みです。
QUICPayには、主にカードタイプとスマホ決済タイプの2種類があります。
カードタイプ | QUICPay専用カードやQUICPay搭載のクレジットカードを端末にかざして支払う |
---|---|
スマホ決済タイプ | スマホを読み取り機にかざして支払うWalletアプリやGoogle Payアプリを利用 |
さらに、カードタイプの中でも以下の3種類の支払い方法があります。
クレジットカード | 利用分はクレジットカード代金と一緒にまとめて支払い |
---|---|
デビットカード | 利用分はそくじ引き落とし口座残高内で利用するため使いすぎを防止できる |
プリペイドカード | 事前にチャージした分だけを利用できる使いすぎを防止できる |
そのため、自身のすでにお手持ちのカードでも始められます。
ただし、お手持ちのカードがQUICPayに対応しているかを、公式サイトの確認が必要です。
参照元:電子マネー【QUICPay(クイックペイ)】|QUICPay
iDはセキュリティ機能が万全
iDは、スマートフォンやクレジットカードをかざしてすぐに支払いができる電子マネーです。
クレジットカードやデビットカード、QR決済など様々な種類のサービスに対応しています。
万全のセキュリティ
キャッシュレス決済は非常に便利である一方、紛失した際の第三者による不正利用の心配がつきものです。
しかし、iDはセキュリティ対策も万全であるため安全に利用できます。
おサイフケータイにはICカードロック機能、Apple PayはFace IDやTouch IDの設定により、他の人にICカード機能の無断使用の防止が可能です。
さらに、ドコモへの連絡を行うだけで携帯本体やスマートフォンの画面にロックをかけられるおまかせロックというサービスもあります。
24時間受付で対応しているため、紛失した際にはすぐに連絡(0120-524-360)すると不正使用は回避できます。
iDについても日本全国約200万店舗以上が対応しており、コンビニやタクシーなどでも利用できるため、スマホ1つで身軽なお買い物が可能です。
参照元:iDとは|電子マネー「iD」
WAONはキャンペーン開催時の利用でさらにお得に
WAONとは、イオンが提供する電子マネーです。
店頭のレジやイオン銀行ATM、WAONチャージャーminiを利用しチャージを行い、店頭やネットショッピングなどの支払いに充てられます。
そのほか、WAONの支払い200円毎に1ポイントが自動的に貯まります。
WAONの種類は、WAONカードを発行して支払いを行うタイプと、スマートフォンにアプリをダウンロードして会員登録するだけで利用できるモバイルWAONタイプの2種類です。
モバイルWAONをダウンロードすると、支払い時にはスマートフォンをかざすだけで支払いが可能となります。
さらには、お店やATMに行かずともアプリの操作だけでクレジットチャージが可能となるため、ネットスーパーなどでもすぐに利用できます。
参照元:WAONとは | 電子マネー WAON [ワオン] 公式サイト
キャッシュレス決済は災害時の利用を確認
キャッシュレス決済はお財布の持ち歩きも不要であり、レジ前で金銭の支払いにも時間を取られないため、非常に利便性が高い決済方法です。
しかし、便利であるからといって様々なキャッシュレス方法を取り入れていては、お金の管理がかえって難しくなります。
そのため、利用するサービスは吟味して選ぶ必要があります。
改めて、キャッシュレス決済の利点や欠点を説明していくため、利用サービスを選ぶ際に参考にしてみてください。
利点 | 欠点 |
---|---|
現状の持ち合わせがなくても支払いが可能 支払いに手間取らない お金の管理が簡単 ポイントが貯められて利用できる | 店舗によって対応サービスが異なる 不正利用の可能性 災害や停電時に利用できない |
上記で紹介している利点に関しては、これまでの解説の中から十分に理解できるでしょう。
しかし、見落としがちなのが、災害時や停電時に利用できないという点です。
キャッシュレス決済は外出の際に、スマートフォンやカードさえ所持していれば店舗で利用できます。
ただ、災害で停電やネットワーク回線のトラブルが発生した際には、キャッシュレス決済が利用できなくなるリスクがあります。
そのため、ある程度の現金は持ち合わせておくのが得策です。
とはいえオフラインでも使用できるiDやQUIC Payであれば、ネット環境がなくとも利用できるため、災害時の利用についても考慮しておきましょう。
キャッシュレス決済を選ぶ際に確認すべきは利用頻度
多くの種類のキャッシュレス決済サービスを紹介しましたが、種類が多くて自身に合っているサービスがわからないという人は、以下の3つの点を参考にして選んでみると良いでしょう。
- ポイント還元率の高さ
- ポイントの交換先の豊富さ
- 対応店舗数
あまり多くの観点から吟味しても、なかなかサービスを絞りきれない可能性があるため、自身にとっての最重要事項を決めて比較するのが重要です。
ポイント還元率の高さ
せっかくキャッシュレス決済アプリを利用する際には、ポイント還元率の確認は忘れずに行う必要があります。
利用するキャッシュレス毎に還元率は異なりますが、高ければ高いほどポイントはもちろん多く貯まります。
通常利用時の還元率だけではなく、クレジットカードとの紐付けの場合や、キャンペーンや特典の有無なども確認が必要です。
一度の利用だけでは小さなポイントですが、それが1年積み重なると大きなポイントの差になるため、妥協せずに比較しましょう。
ポイント交換先の豊富さ
キャッシュレス決済で付与されるポイントには、1年間などの有効期限が設けられている場合が多く、期限内に利用するのが鉄則です。
日々のお買い物で大量にポイントを貯められたとしても、その後のポイント利用先が限られていると、利用期限内に消費できずに無駄になってしまいます。
貯まったポイントを無駄にしないためにも、ポイント交換先をあらかじめ確認し、消費期限内にうまく利用しましょう。
加盟店で支払いの際に充てられるだけでなく、投資や寄付に充てられるなどのサービスもあるため、細かく確認すると新たな使い道が見つかるはずです。
対応店舗数
キャッシュレス決済では、ポイント関連についてだけではなく、利用できる店舗についても確認する必要があります。
現在の日本のキャッシュレス決済比率は約30%にとどまっており、世界水準からみても低い数値です。
今後、2025年までに4割程度、さらに将来的には世界最高水準である80%のキャッシュレス決済比率を目指すと目標が掲げられています。
そのため、キャッシュレス決済に対応する店舗は今後も増加傾向にあります。
とはいえ、現状利用できる店舗の少ないキャッシュレスサービスを選択してしまっては、利用機会の減少が心配です。
そのため、利用頻度の高い店舗で導入されているサービスや自身の生活範囲の中で利用できるサービスなどは確認しておいて損はありません。
一度キャッシュレス決済を登録してしまうと、その後の支払い方法の変更や追加が面倒になってしまう場合もあるため、初めのリサーチが肝心です。
キャッシュレス決済はライフスタイルに合わせた使いこなしが必要
本記事では、キャッシュレス決済の種類や特徴について、詳しく解説していきました。
上述したように、今後もますますキャッシュレス決済の需要は高まる一方であるため、今のうちにキャッシュレス決済利用を検討しておいて損はありません。
しかし、キャッシュレス決済でキャンペーン特典などを利用してお得にポイントを貯められるからといって、使いすぎてしまっては本末転倒です。
支払い時にも現金を出す必要がないため、支払いの感覚が鈍ってしまうという場合には、ライフスタイルに合わせて適切にキャッシュレス決済と現金払いを使い分ける必要があるでしょう。